無人航空機操縦者技能証明制度と登録講習機関(=スクール)
「無人航空機操縦者技能証明制度」は、無人航空機を飛行させるために必要な技能(知識及び能力)を有することを証明する国家資格制度です。これまで民間資格操縦者の育成を担ってきた岩手ドーロンスクールは「登録講習機関※」へ生まれ変わり、人材育成と資格の取得をサポートします。
※登録講習機関は国土交通省が定めた施設及び設備、講師等に係る要件を満たし、国土交通大臣の登録を受けた民間事業者です。
岩手ドローンスクール料金
講習種別 | タイプ | コース | 講習費用(税別) | 入校金(税別) |
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二等無人航空機操縦士講習 | 初学者 | 基本 | 216,000円 | 35,000円 ※講習費用に 含まれています。 |
基本+昼間 | 224,000円 | |||
基本+目視内 | 232,000円 | |||
基本+目視内+昼間 | 240,000円 | |||
二等無人航空機操縦士講習 | 経験者 | 基本 | 91,000円 | 20,000円 ※講習費用に 含まれています。 |
基本+昼間 | 99,000円 | |||
基本+目視内 | 99,000円 | |||
基本+目視内+昼間 | 107,000円 | |||
二等修了審査補充講習 ※1 | 受講者 | 修了審査対策(2h) | 18,000円 | – |
二等学科試験対策講習 ※2 | 受講者 | CBT対策(2h) | 11,000円 | – |
※1 二等修了審査補充講習/一度修了審査不合格となり再受験前の追加講習を希望される方向け
※2 二等学科試験対策講習/修了審査合格後、指定試験機関で行われるCBT試験(学科)対策を行いたい方向け
※再修了審奎費用は別途
資格取得までの流れ
国家資格「無人航空機操縦者技能証明」を取得するには、2つのパターンがあります。ひとつは国土交通省の指定試験機関で直接試験を受ける方法。もうひとつは国が認可した登録講習機関(=スクール)に通い、学科試験のみ受験する方法です。
資格の種類
一等無人航空機操縦士と二等無人航空機操縦士の2種類。一等は立入管理措置取得できる資格は
(※1)を取ることなく、二等は立入管理措置を取ることで特定飛行(※2)が可能となる資格です(飛行時の手続きは一部を除き必要)。
(※1)立入管理措置•••第三者が飛行範囲に立ち入らないよう制限する措置
(※2)特定飛行・原則禁止されている飛行の空域および飛行の方法
当スクールで国家資格を取得
岩手ドローンスクールは国から認可を受けた登録講習機関(登録コード:T0116001) です。当スクールの「(一等、二等)無人航空機操縦士講習」を受講・修了いただくことで、指定試験機関で実地試験を受けることなく、国家資格の取得が可能です。
講習コースと時間
当スクールは一等、二等の無人航空機操縦士講習コースを予定しており、それぞれ「経験者」と「初学者」によって履修時間が異なります。
【経験者とは】航空局ホームページに掲載されている講習団体及び管理団体が発行している技能認定証及びライセンス等を有している方、又は民間技能認証を有している方については実技又は学科講習の一部が免除されます。
講習種別 | タイプ | 座学 | 実地 | 日数 | 対象 | ||
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基本 | 目視外 | 夜間 飛行 |
|||||
一等無人航空機操縦士講習 | 初学者 | 18 | 50 | 7 | 1 | 15日 | 未経験から国家資格一等の取得を目指す方 |
経験者 | 9 | 10 | 5 | 1 | 6日 | 経験者で国家資格一等の取得を目指す方 | |
二等無人航空機操縦士講習 | 初学者 | 10 | 10 | 2 | 1 | 5日 | 未経験から国家資格二等の取得を目指す方 |
経験者 | 4 | 2 | 1 | 1 | 3日 | 経験者で国家資格二等の取得を目指す方 |
上記の他に【修了審査補充講習】【学科試験対策講習】なども開講いたします。
「二等無人麒空機操縦士(経願者向け)」と二等無人航空機操縦士 (初学者向け)」の開催日は年閏スケジュールにてこ確認ください。
※ ー等無人航空機操縦士講習(経験者及び初学者)は応募 をいただいた際に相談の上、日程等の設定を行います。
※天候等によりスケジュールを変更する場合があります。
二等無人航空機操縦士講習(経験者向け)
座学 | 1. 無人航窒機操縦士の心構え 2. 無人航窒機に関する規制 •航空法全般 •航空法以外の法令等 3. 無人航空機のシステム ・無人航空機の機体の特徴 ・飛行原理と飛行性能 ・機体の構成 ・機体以外の要素技術ほか 4. 無ん罰空糧の操縦者及び運航体制 ・操縦者の行動規範及び遵守事項 ・操縦者に求められる操縦知識 ・操縦者のパフォーマンスほか 5. 運航上のリスク管理 ・運航リスクの評価及び最適な運航 計画の立案の知識 ・気象の基礎知識、気象情報を基にした リスク評価及び運航計画の立案ほか |
4時間 |
実習 | 1. 飛行計匪、リスク評価結果及び飛行景境の磋認 2. 運航体制・手順・役割分担等の管理の確認 3. 機体の状況・操縦モード・バッテリーの確認 4. フェールセーフ機能の適切な設定など 5. 基本操縦(手動) 6. 基本操縦(自動) 7. 基本操縦以外の機体操作 8. 様々な運航形態の対応 9. 安全に関わる操作 10. 緊急時の対応 11. 飛行後の記録・報告 |
4時間 (基本2時間+(限定変更) 目視内1時間、昼間飛行1時間) |
二等無人航空機操縦士講習(初学者向け)
座学 | 1. 無人航窒機操縦士の心構え 2. 無人航窒機に関する規制 •航空法全般 •航空法以外の法令等 3. 無人航空機のシステム ・無人航空機の機体の特徴 ・飛行原理と飛行性能 ・機体の構成 ・機体以外の要素技術ほか 4. 無ん罰空糧の操縦者及び運航体制 ・操縦者の行動規範及び遵守事項 ・操縦者に求められる操縦知識 ・操縦者のパフォーマンスほか 5. 運航上のリスク管理 ・運航リスクの評価及び最適な運航 計画の立案の知識 ・気象の基礎知識、気象情報を基にした リスク評価及び運航計画の立案ほか |
10時間 |
実習 | 1. 飛行計匪、リスク評価結果及び飛行景境の磋認 2. 運航体制・手順・役割分担等の管理の確認 3. 機体の状況・操縦モード・バッテリーの確認 4. フェールセーフ機能の適切な設定など 5. 基本操縦(手動) 6. 基本操縦(自動) 7. 基本操縦以外の機体操作 8. 様々な運航形態の対応 9. 安全に関わる操作 10. 緊急時の対応 11. 飛行後の記録・報告 |
13時間 (基本10時間+(限定変更) 目視内2時間、昼間飛行1時間) |
国交省が定めた履修科目と時間数を基に講習を行います。
よくわかるドローン資格制度 FAQ
登録講習機関に通わず、 資格を取ることはできますか?
可能です。その場合、指定試験機関で実地試験を受ける必要がありますが、操縦技能以外に飛行計画や点検に関する知識が問われるなど、簡単な試験ではありません。
スクール以外に費用は掛かりますか?
当スクールの受講料以外に、指定試験機関への受験申請費用、国土交通省への交付申請費用などが掛かります。詳しくは国土交通省HPなどをご確認ください。
「技能証明申請者番号」とは何ですか?
指定試験機関の試験や登録講習機関での受講に必要となる番号です。あらかじめドローン情報基盤システム(DIPS2.0)のホームページから取得してください。
経験者と初学者の違いは何ですか?
経験者は当社が認める民間ライセンスを保有する方または十分な飛行経験(自己申告)を有する方が対象です。経験不足の方が経験者として受講した場合、修了審査を通過できない可能性がございますので、ご注意ください。詳しくはお問い合わせ、または当社HPをご覧ください。
学科(CBT)即険とは何ですか?
「Com puter Based Testing」の略称で、コンピューターを使用した試験方式です。全国各地のテストセンターで受験できます。
身体検査とは何ですか?
身体検査は視力など一定の身体基準を満たしているか確認するもので、医療機関の診断書、指定試験機関の身体検査受検のほか、自動車免許証など有効な公的証明書の提出でも受検可能です。(一等無人航空機操縦士は除く)